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米雇用統計にて米ドルの軟化が明確化するのか警戒か

相場レポート

米雇用統計にて米ドルの軟化が明確化するのか警戒か

米雇用統計にて米ドルの軟化が明確化するのか警戒か
本日のポイント
  1. 米・雇用統計
  2. 仏・鉱工業生産

前日の米国通貨は、米FOMCを消化し米ドルが最弱通貨となった。米ドル円は150.944から節目の150円を割り込み、149.833まで下落。一時的に時間足200SMAを下抜けた。上位足の4時間足では20MAを下抜けており、上昇トレンドが終了している。日足では20MAより上位に位置しており、10MA直下での上昇トレンドを維持しているため、本日の米雇用統計にて米ドルが軟化するのか、警戒したい。

欧州通貨は、昨日発表された独・10月雇用統計にて、失業率が前月の5.7%から0.1ポイント悪化し5.8%となったにも関わらず、ユーロが対円で上昇した。ユーロ円は159.070から160.063まで上昇。日足20MAタッチからの反発上昇が継続している。ユーロは通貨強弱にて日本円・米ドルともに強含んでいるため、欧州時間での上伸性に注目したい。

本日は、14:00に印・サービス業PMI、シンガポール・小売売上高、16:00に独・貿易収支、16:00にトルコ・消費者物価指数、トルコ・生産者物価指数、16:45に仏・鉱工業生産、18:30に英・サービス業PMI、19:00に欧・雇用統計、21:00に米・バーFRB議長の発言、21:15に英・ピルMPC委員の発言、21:30に米・雇用統計、加・雇用統計、22:45に米・PMI購買担当者景気指数、23:00に米・ISM非製造業景気指数、25:45に米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言がある予定だ。米雇用統計にて米ドルの軟化が明確化するのか、警戒したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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