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昨日からの欧州通貨高が継続するのか、ECBに向けての値動きに注目か

相場レポート

昨日からの欧州通貨高が継続するのか、ECBに向けての値動きに注目か

昨日からの欧州通貨高が継続するのか、ECBに向けての値動きに注目か
本日のポイント
  1. 独・製造業/サービス業PMI
  2. 米・リッチモンド連銀製造業活動指数

前日の米国通貨は、米ドルが米国時間終盤にかけて下落していき、最終的に最弱通貨となった。米ドル円は149.993から149.557まで急落。節目の150円が近づくと売り勢力に上値をレジストされる形が継続した。ただ、4時間足では20MAを挟んでの細かな値動きに終始しており、4時間足75MAより上位で推移しているため、来週の米FOMCまでに特徴的な値動きが現れるかは、慎重に見極めたいところだ。

欧州通貨は、ポンドがユーロと同じく最強通貨となり、すべての通貨に対し強含んだ。ポンド円は182.036から183.489まで上昇。4時間足200SMA直下から、リテストを含まずに急騰した。なおポンド円は本日のアジア時間でも上方向を目指しており、直近高値の183.800を試そうとしている。欧州時間に向けてポンドが対円で上昇するのか、注目したい。

本日は、15:00に英・雇用統計、独・GFK消費者信頼感調査、16:15に仏・製造業/サービス業PMI、16:30に独・製造業/サービス業PMI、17:00に欧・製造業/サービス業PMI、17:30に英・製造業/サービス業PMI、21:00にハンガリー・政策金利と声明発表、21:30に欧・ラガルドECB総裁の発言、22:45に米・製造業/サービス業PMI、23:00に米・リッチモンド連銀製造業活動指数がある予定だ。昨日からの欧州通貨高が継続するのか、ECBに向けての値動きに注目したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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