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イスラエル問題で買われているスイスフランの動向を注視か

相場レポート

イスラエル問題で買われているスイスフランの動向を注視か

イスラエル問題で買われているスイスフランの動向を注視か
本日のポイント
  1. 欧・外貨準備額
  2. 米・ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言

先週末の米国通貨は、12日の米CPI発表明けに伴い、米ドルが対欧州通貨で強含んだ。ポンド米ドルは1.2224から1.2122まで100pips強下落。2日続落となった。テクニカル面では、ポンド米ドルは日足20MAより下位に再び戻っており、下落トレンドを継続させ得る形となったため、今週18日発表の英・CPIに向けて米ドルが対ポンドで上昇するのか、注視したい。

欧州通貨は、13日に発表されたスイス・9月生産者輸入価格が、前月のマイナス0.2%からマイナス0.1%に落ち着いたことで、スイスフランが最強通貨となった。米ドル/フランは0.9085から0.9002まで約80pips下落。前日の上げ幅を相殺した。米ドル/フランは昨日の下落により4時間足200SMAまで再び舞い戻っており、日足でも200SMA直下への回帰となった。ただ4時間足では下値が切り上がっており200SMAへのリテストとも見えるため、欧州時間での値動きに注目したい。

本日は、15:00に独・卸売物価指数、15:30に印・卸売物価指数、16:00にチェコ・生産者物価指数、17:00にトルコ・財政収支、18:00に欧・貿易収支、19:00にイスラエル・GDP、欧・外貨準備額、21:30に加・卸売売上高、加・製造業売上高、米・NY連銀製造業景気指数、23:30に米・ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言、24:30に米・3ヶ月/6ヶ月債入札、30:00に韓・輸出入物価上昇率がある予定だ。イスラエル問題で買われているスイスフランの動向を、慎重に見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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