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6日連続陰線となっているポンド米ドルの下値余地に警戒か

相場レポート

6日連続陰線となっているポンド米ドルの下値余地に警戒か

6日連続陰線となっているポンド米ドルの下値余地に警戒か
本日のポイント
  1. 米・パウエルFRB議長の発言
  2. 米・GDPデフレーター

前日の米国通貨は、米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁が、「国内経済が底堅ければ、25bpの利上げをあと1回実施する必要がある」との認識を示したことから、米ドルが主要通貨に対して上昇した。米ドル円は148.854から149.706まで約80pips上昇。時間足ボリンジャーバンド+3σに沿っての上昇基調となった。本日の米国時間の指標発表にてさらなる上昇となるのか、十分警戒したい。

欧州通貨は、本日要人発言を控えているポンドが、対米ドルで6日続落した。ポンド米ドルは1.2163から1.2110まで下落。テクニカル的には、ポンド米ドルは4時間足10MAに沿っての下降基調が継続しており、日足ではRSIが売られすぎサインの30を下回り、18.4まで下落している。そのため一時的な反発が入ってくるのか、それともセリングクライマックスが現れるのか、方向感に注意したい。

本日は、16:00にトルコ・経済信頼感、17:00に欧・ECB月例報告、21:00に独・消費者物価指数、21:30に米・新規失業保険申請件数、米・第2四半期GDP、米・GDPデフレーター、22:00に米・グールズビー:シカゴ連銀総裁の発言、23:00に米・中古住宅販売保留、23:30に米・週間天然ガス貯蔵量、23:45に英・グリーンMPC委員の発言、24:00に米・カンザスシティ連銀製造業活動指数、26:00に米・7年債入札、29:00に米・パウエルFRB議長の発言がある予定だ。6日連続陰線となっているポンド米ドルの下値余地を、慎重に見守りたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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