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利上げ停止懸念にも関わらず上昇している米ドルの上値を注視か

相場レポート

利上げ停止懸念にも関わらず上昇している米ドルの上値を注視か

利上げ停止懸念にも関わらず上昇している米ドルの上値を注視か
本日のポイント
  1. 米・耐久財受注
  2. 米・MBA住宅ローン申請指数

前日の米国通貨は、昨日発表された米・7月S&P/ケースシラー住宅価格指数が、前月のマイナス1.17%からプラス0.10%に改善したにも関わらず、米ドルが対円で往って来いとなった。米ドル円は148.703から149.187の間で推移。一時節目の149円に乗せるも、滞空時間は短く反落した。一部の市場関係者はすでに利上げ停止局面に入っているとの見方を示しており、月末にかけて米ドルが上昇するのかは、慎重に判断したいところだ。

欧州通貨は、ポンドが米国時間にかけて弱含み、対円・対米ドルともに下落した。ポンド円は181.812から181.125まで下落。日足75MAの真上に張り付いている。上位足の週足ではすでに10MAを下抜けているため、週足20MAラインの179.660付近までポンドの下落が継続するのか、慎重に注視したい。

本日は、15:00に独・GFK消費者信頼感指数、15:45に仏・消費者信頼感指数、16:00にタイ・政策金利、17:00に欧・マネーサプライ、スイス・投資家信頼感指数、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:00にメキシコ・貿易収支、米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言、21:30に米・耐久財受注、23:30に米・週間原油在庫、25:00に露・鉱工業生産、26:00に米・5年債入札がある予定だ。利上げ停止懸念にも関わらず上昇している米ドルの上値に、十分注意したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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