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米国時間で重なるカナダの指標発表に注目か

相場レポート

米国時間で重なるカナダの指標発表に注目か

米国時間で重なるカナダの指標発表に注目か
本日のポイント
  1. 加・住宅着工件数
  2. 米・NAHB住宅市場指数

先週末の米国通貨は、本日の米国時間で指標発表を控えている加ドルが、対円で上昇した。加ドル円は109.028から109.486まで上昇。時間足20MAに沿っての上昇となった。しかしながら週明けの本日は10pipsながらも下窓スタートとなっており、アジア時間では上値が重い展開が続いている。上位足の日足では6日連続陽線となっているため、調整下落が入る可能性を考慮しつつ、本日の指標発表に備えたい。

欧州通貨は、15日に発表された欧・7月貿易収支にて、季節調整済で前月の125億ユーロから29億ユーロへ減少したにも関わらず、ユーロが対米ドルで反発した。ユーロ米ドルは1.0633から1.0687まで上昇。時間足ボリンジャーバンド-3σに沿ってのバンドウォークが解消し、中心線まで回復した。ただ、上位足の4時間足では依然20MAより下位に位置しているため、20MAを実体足で超えられるまでは、方向性を慎重に判断したい。

本日は、16:00にチェコ・生産者物価指数、20:00にブラジル・IGP-10インフレ指数、20:30にトルコ・住宅価格指数、21:00にフィリピン・消費者物価指数、メキシコ・総需要、21:15に加・住宅着工件数、21:30に加・生産者物価指数、加・鉱工業生産、加・原材料価格、23:00に米・NAHB住宅市場指数、24:30に米・6ヶ月債入札がある予定だ。今週は米FOMCに加え日銀金融政策決定会合もあり、重要イベントが目白押しだ。まずは各種通貨の強弱性を、じっくりと見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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