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独PPIの悪化影響が限定的だったユーロの動向に注目か

相場レポート

独PPIの悪化影響が限定的だったユーロの動向に注目か

独PPIの悪化影響が限定的だったユーロの動向に注目か
本日のポイント
  1. 米・中古住宅販売件数
  2. 英・CBI動向

前日の米国通貨は、目立った指標発表が見られない中、米ドルが対円で上昇した。米ドル円は145.147から146.401まで上昇。時間足20MAに沿っての上昇となった。テクニカル面では、米ドル円は4時間足20MAが下値サポートとなり反発しているため、先週高値の146.564を超えていくのか、米ドルの値動きに警戒したい。

欧州通貨は、昨日発表された独・7月生産者物価指数(PPI)が、前年比で前月の0.1からマイナス6.0%に大幅低下したにも関わらず、ユーロが対米ドルで上昇した。ユーロ米ドルは週始めの1.0866から1.0913まで上昇。本日のアジア時間では、1.0916まで上昇している。本日の上昇でユーロ米ドルはすでに4時間足直近高値に並んでいるため、ユーロの強さに注目したいところだ。

本日の指標は、15:00にノルウェー・第2四半期GDP、英・公共部門ネット負債、17:00に欧・経常収支、フィリピン・小売売上高、19:00に英・CBI動向、20:30に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、23:00に米・中古住宅販売件数、米・リッチモンド連銀製造業指数、27:30に米・グールズビー:シカゴ連銀総裁の発言、米・ボウマンFRB理事の発言がある予定だ。独PPIが大幅悪化したにも関わらず堅調な値動きとなっているユーロの動向を、慎重に注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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