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欧・CPI低下にも関わらず対円で上昇しているユーロの動向を注視か

相場レポート

欧・CPI低下にも関わらず対円で上昇しているユーロの動向を注視か

欧・CPI低下にも関わらず対円で上昇しているユーロの動向を注視か
本日のポイント
  1. 欧・失業率
  2. 米・建設支出

前日の米国通貨は、加ドルが対円で上昇した。7月最終日のクロス円が全般的に上昇したことにより、加ドル円も流れに乗って円安基調となった。加ドル円は、106.183から108.095まで上昇。時間足にて20MAが下値サポートとなり、上昇基調となった。この流れが欧州時間でも継続するのか、加ドルの強さを注視したい。

欧州通貨は、昨日発表された欧・7月消費者物価指数(HICP)の確報値が、前年比で前回値の5.5から5.3%へと低下したにも関わらず、ユーロが対円で上昇した。ユーロ円は155.123から157.268まで上昇。時間足20MAに下値をサポートされる形での上昇トレンドとなった。テクニカル面では、ユーロ円は4時間足200SMAを実態足で上抜けており、4時間足RSIが30アンダーから70に向けての上昇となっているため、このまま欧州時間でユーロが強含むのか、観察したい。

本日は、15:00に英・ネーションワイド住宅価格、16:00にトルコ・製造業PMI、16:50に仏・製造業PMI、16:55に独・失業率、独・製造業PMI、17:00に欧・製造業PMI、17:30に英・製造業PMI、18:00に欧・失業率、南ア・製造業PMI、22:45に米・製造業PMI、23:00に米・ISM製造業景況指数、米・JOLT求人、米・建設支出、米・グールズビー:シカゴ連銀総裁の発言がある予定だ。欧・CPI低下にも関わらず対円で上昇しているユーロの動向を、慎重に注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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