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対米ドルで上昇しているユーロの上値余地を静観か

相場レポート

対米ドルで上昇しているユーロの上値余地を静観か

対米ドルで上昇しているユーロの上値余地を静観か
本日のポイント
  1. 英・BOE金融安定報告書公表
  2. 米・消費者物価指数

前日の米国通貨は、米ドルが対ユーロで下落した。ユーロ米ドルは1.0976から1.1026まで上昇。4時間足10MAに沿っての上昇トレンドとなった。上位足の日足では、下値を75MAにサポートされての反発上昇となっている。ユーロ米ドルは次のレジスタンスとなる直近高値が1.1094付近のため、そのラインまで上昇が継続するのか、本日の指標発表と照らし合わせつつ見守りたい。

欧州通貨は、ユーロが対円で約1.5円下落した。ユーロ円は155.676から154.174まで下落。本日のアジア時間でも下落の流れが継続しており、153.722をタッチ。日足20MAを2日連続で割り込んだ。ただ、ユーロ円は他のクロス円に比べ上昇幅が大きかったため、週足10MAより未だに上位に位置している。その分、円高が進んだ際の下落も大きくなる可能性があるため、欧州時間での指標発表に警戒したい。

本日は、15:00に英・BOE金融安定報告書公表、17:00に英・ベイリーBOE総裁の発言、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:30に米・消費者物価指数、米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、22:45に米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言、23:00に加・BOC政策金利と声明発表、23:30に米・週間原油在庫、24:00に加・マックレムBOC総裁の発言、26:00に米・10年債入札、米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、27:00に米・ベージュブックがある予定だ。対米ドルで上昇しているユーロの上値余地を、慎重に静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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