ECB理事会議事要旨公表にてユーロ円の反発が見られるのか注目か
2023.07.13
- 欧・ECB理事会議事要旨公表
- 英・鉱工業生産
前日の米国通貨は、昨日BOC政策金利が発表され、市場コンセンサス通り政策金利を0.25%引き上げ5.00%にした加ドルが、対円で下落した。加ドル円は指標発表直後こそ上方向の値動きが見られたが、勢いは継続せず、結局106.093から104.749まで下落した。上位足の週足では、RSIが70タッチからの下降基調へと入っているため、しばらく下降トレンドが継続するのか、注視したい。
欧州通貨は、本日ECB理事会議事要旨の公表を控えているユーロが、対円で小幅に下落した。ユーロ円は154.512から153.398まで約110pips下落。その後、反発の値動きが見られ、本日のアジア時間では154.481まで値を戻している。テクニカル面では、ユーロ円は4時間足200SMAが下値サポートとして機能している状態のため、このまま反発局面に入っていくのか、注目したいところだ。
本日は、15:00に英・GDP、英・鉱工業生産、英・貿易収支、15:45に仏・消費者物価指数、18:00に欧・鉱工業生産、20:30に欧・ECB理事会議事要旨公表、21:30に米・新規失業保険申請件数、米・生産者物価指数、23:30に米・週間天然ガス貯蔵量、24:10に米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言、26:00に米・30年債入札、27:00に米・財政収支、翌7:45に米・ウォラーFRB理事の発言がある予定だ。ECB理事会議事要旨公表にてユーロ円の反発が見られるのか、方向性に注目したい。
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