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失業率が5.2から5.4%へと悪化した加ドルの方向性に警戒か

相場レポート

失業率が5.2から5.4%へと悪化した加ドルの方向性に警戒か

失業率が5.2から5.4%へと悪化した加ドルの方向性に警戒か
本日のポイント
  1. 加・住宅建設許可
  2. 米・卸売在庫

先週末の米国通貨は、7日に発表された加・6月雇用統計にて、雇用者数が市場予想の1.9万人から6.0万人に増加したものの、失業率が市場予想の5.3から5.4%へと悪化した加ドルが、対円で下落した。加ドル円は107.835から106.878まで90pips強下落。日足20MAにてサポートされることなく下落した。明後日にはBOC政策金利発表を控えているため、加ドルの継続した下落の値動きに警戒したい。

欧州通貨は、先週末に発表された独・鉱工業生産が、前年比で前月の1.6から0.7%へ落ち込んだにも関わらず、ユーロが対米ドルで上昇した。ユーロ米ドルは1.0867から1.0973まで約100pips上昇。先月高値の1.1010に迫る勢いで上昇した。テクニカル面では、ユーロ米ドルは日足上昇ウェッジの上限である1.1160ラインに向けての上昇基調となっているため、欧州時間での値動きに注目したい。

本日は、16:00にトルコ・雇用統計、17:30に欧・投資家センチメント指数、21:30に加・住宅建設許可、22:00にイスラエル・政策金利、23:00に米・卸売在庫、米・バーFRB副議長の発言、24:00に英・ベイリーBOE総裁の発言、米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言、米・メスター:クリーブランド連銀総裁の発言、25:00に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、28:00に米・消費者信用残高がある予定だ。失業率が5.2から5.4%へと悪化した加ドルの方向性に、警戒したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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