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FOMC議事録公表にて米ドルの値動きに変化が生じるのか注視か

相場レポート

FOMC議事録公表にて米ドルの値動きに変化が生じるのか注視か

FOMC議事録公表にて米ドルの値動きに変化が生じるのか注視か
本日のポイント
  1. 米・FOMC議事録公表
  2. 独・ナーゲル独連銀総裁の発言

前日の米国通貨は、米国が独立記念日により祝日で株式市場が休場となったことから、流動性が低下し、米ドル円の1日値幅は50pips弱に留まった。米ドル円は、4時間足20MAを挟む形で上下動を繰り返しており、下値144円、上値145円の間での攻防戦となっている。なお本日はFOMC議事録が公表されるため、議事要旨公表後の大きな値動きに警戒したい。

欧州通貨は、昨日発表された独・5月貿易収支が、前月の184億ユーロから144億ユーロへと減少したことで、ユーロが対円で下落した。ユーロ円は157.903から157.147まで約70pips下落。本日のアジア時間では157.242付近で下方向と上方向のエネルギーが拮抗している状況だ。米国時間で値動きが活発化するのか、注目したい。

本日は、15:45に仏・鉱工業生産と製造業生産指数、16:00にトルコ・消費者物価指数と生産者物価指数、独・ナーゲル独連銀総裁の発言、16:50に仏・サービス業PMI、16:55に独・サービス業PMI、17:00に欧・サービス業PMI、17:30に英・サービス業PMI、18:00に欧・生産者物価指数、23:00に米・製造業受注指数、27:00に米・FOMC議事録公表、29:00米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言がある予定だ。FOMC議事録公表にて米ドルの値動きに変化が生じるのか、しっかりと注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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