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各国PMIの低下に押されず進行している円安の流れに要注意か

相場レポート

各国PMIの低下に押されず進行している円安の流れに要注意か

各国PMIの低下に押されず進行している円安の流れに要注意か
本日のポイント
  1. 英・ディングラMPC委員の発言
  2. 米・2年債入札

先週末の米国通貨は、23日に発表された米・PMI購買担当者景気指数が、製造業・サービス業ともに前回値を下回ったにも関わらず、米ドルが対円で上昇した。米ドル円は142.675から143.862まで上昇。レジスタンスとされていた142円前半がサポートとなり、勢いづいて上伸した。なお本日のアジア時間では、米ドル円は143円台ミドルでの方向感に欠ける値動きとなっている。米国時間にて動きが活発化するのか、慎重に静観したい。

欧州通貨は、先週末23日に発表された英・PMIの速報値が、製造業・サービス業ともに前回値を下回ったにも関わらず、ポンドが対円で上昇した。ポンド円はPMIの発表直後は下落したものの、米国時間で息を吹き返し、181.278から182.926まで上昇。今年高値を更新した。本日のアジア時間では、ポンド円は約40pipsの下窓だったにも関わらず、窓を埋めきり上昇をトライする値動きとなっている。欧州時間でもポンドの値が伸びるのか、注目したいところだ。

本日は、17:00に台湾・鉱工業生産、独・IFO景況感指数、17:15に英・ディングラMPC委員の発言、17:50にスイス・ジョーダンSNB総裁の発言、19:00に英・CBI流通取引調査、21:00にメキシコ・経済活動指数、23:25にスイス・メクラ―SNB理事の発言、23:30に米・ダラス連銀製造業活動指数、24:30に米・6ヶ月ビル入札、26:00に米・2年債入札、26:30に欧・ラガルドECB総裁の発言がある予定だ。各国PMIの低下に押されず進行している円安の流れに、十分警戒したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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