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158円後半をタッチしたスイスフラン円の調整下落に警戒か

相場レポート

158円後半をタッチしたスイスフラン円の調整下落に警戒か

158円後半をタッチしたスイスフラン円の調整下落に警戒か
本日のポイント
  1. スイス・貿易収支
  2. 米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言

前日の米国通貨は、米国が祝日により休場だったことから、ポンド米ドルのボラティリティが低下した。ポンド米ドルは1.2836から1.2771まで約60pips低下。今月5日から続いている上昇トレンドにて、時間足20MAを割り込む形となった。上位足の日足では、上昇平行チャネルの上限である1.2739ラインを大きく上抜けているため、調整下落に警戒したいところだ。

欧州通貨は、本日貿易収支の発表を控えているスイスフランが、対円で往って来いとなった。フラン円は157.929-158.771の間で攻防を繰り返した。本日のアジア時間では158.162付近での推移となっている。なお、フラン円は2012年6月を起点とする月足上昇平行チャネルの上限である162円ミドルまで余白があるため、日柄調整を挟んだ継続した上伸に注目したい。

本日は、15:00に独・生産者物価指数、スイス・貿易収支、日・工作機械受注、17:00に欧・経常収支、17:30に香港・消費者物価指数、18:00に欧・建設業生産高、19:30に米・ブラード:セントルイス連銀総裁の発言、21:00にハンガリー・MNB政策金利、メキシコ・小売売上高、21:30に米・住宅着工件数、米・建設許可件数、24:45に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、米・バーFRB副議長の発言がある予定だ。158円後半をタッチしたスイスフラン円の調整下落に警戒したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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