独・CPIにてユーロがさらに弱まるのか方向性に警戒か
2023.04.28
- 独・消費者物価指数
- 米・ミシガン大消費者信頼感指数
前日の米国通貨は、昨日発表された米・中古住宅販売件数が、前年比で市場予想のマイナス21.1%からマイナス23.3%となった米ドルが、対ユーロで上昇した。ユーロ米ドルは1.1062から1.0992まで下落。時間足200EMAタッチにて下げ止まった。ユーロ米ドルは4時間足20MAを挟んでの三角保ち合いとなっているため、下落が継続するのか警戒したい。
欧州通貨は、同じ欧州通貨同士のユーロポンドが下落した。ユーロポンドは0.8871から0.8819まで下落。ユーロポンドは4時間足75MA直下で、さらなる下落の準備に入っているため、ユーロの勢いが弱まるのか方向性に注意したいところだ。まずは欧州時間での独・CPI結果を注視したい。
本日は、15:30にスイス・小売売上高、15:45に仏・生産者物価指数、仏・消費者物価指数、16:00にトルコ・貿易収支、16:55に独・雇用統計、17:00に独・第1四半期GDP、スイス・ジョーダンSNB総裁の発言、18:00に欧・第1四半期GDP、18:45に欧・ラガルドECB総裁の発言、21:00に独・消費者物価指数、21:30に加・2月実質GDP、米・個人所得、米・PCEデフレーター、22:45に米・シカゴ購買部協会景気指数、23:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数がある予定だ。独・CPIにてユーロがさらに弱まるのか、方向性に警戒したい。
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