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欧州が休場の中でのユーロの値動きを静観か

相場レポート

欧州が休場の中でのユーロの値動きを静観か

欧州が休場の中でのユーロの値動きを静観か
本日のポイント
  1. 米・建設支出
  2. 米・製造業PMI

先週末の米国通貨は、米ドルが対円で上昇となり、米ドル円は133.363から136.757まで上昇。時間足10MAに沿っての上昇トレンドとなった。先週末に確定した4月月足では、米ドル円は下値を切り上げての下ヒゲ陽線となっている。今週の米FOMCを前に米ドルが対円での上昇を継続させるのか、方向性を慎重に注視したいところだ。

欧州通貨は、先週末4月28日に発表された独・4月消費者物価指数が、前年比で7.2%となり前月の7.4%から低下したユーロが、対米ドルで往って来いとなった。ユーロ米ドルは下限1.0962から上限1.1044の間で方向感を模索する値動きとなり、時間足200SMAを挟んでの乱高下が見られた。日足ベースでは、ユーロ米ドルは20MAに下値をサポートされての値動きとなっているものの、日足RSIが70手前でのダイバージェンスとなっている。月始めのユーロ米ドルの値動きを、慎重に注視したい。

本日は、14:00に印・製造業PMI、日・消費者物価指数、22:45に米・製造業PMI、23:00に米・建設支出、米・ISM製造業景気指数、24:30に米・6ヶ月ビル入札、27:00にブラジル・貿易収支がある予定だ。欧州が休場の中、ユーロの値動きが活発になるのか、じっくりと静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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