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独・IFO景況感指数が好調で上昇しているユーロの上値余地を静観か

相場レポート

独・IFO景況感指数が好調で上昇しているユーロの上値余地を静観か

独・IFO景況感指数が好調で上昇しているユーロの上値余地を静観か
本日のポイント
  1. 米・リッチモンド連銀製造業指数
  2. NZ・貿易収支

前日の米国通貨は、昨日発表された米・3月シカゴ連銀全米活動指数が、市場予想のマイナス0.2に対しマイナス0.19となったものの、米ドルが米国時間で下落した。ユーロ米ドルは1.0966から1.1049まで約80pips上昇。本日のアジア時間でも1.1066まで上伸している。日足では、RSIのダイバージェンスは生じておらず、20MAに沿っての上昇トレンドが継続しているため、欧州時間での米ドルの軟化に警戒したい。

欧州通貨は、昨日発表された独・4月IFO景況感指数が、前回値と市場予想を上回り93.6となったことで、ユーロが対円で上昇した。ユーロ円は147.121から148.617まで150pips弱上昇。日足ベースで10MAにサポートされての強いアップトレンドとなっている。ユーロ円はすでに昨年高値の148.364を上抜けており、今年高値を更新しているため、米国時間での更なる伸びに注目したい。

本日は、アジア時間の15:00にスイス・貿易収支と、欧州時間の18:00に英・ブロードベントBOE副総裁の発言、19:00に英・CBI企業動向調査、22:00に米・S&P/ケースシラー住宅価格指数、米国時間の23:00に米・消費者信頼感指数、米・新築住宅販売件数、米・リッチモンド連銀製造業指数、26:00に米・2年債入札、翌7:45にNZ・貿易収支がある予定だ。独・IFO景況感指数が好調で上昇しているユーロの上値余地を、慎重に見守りたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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