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要人発言に支えられず下落となった米ドルの下値余地を警戒か

相場レポート

要人発言に支えられず下落となった米ドルの下値余地を警戒か

要人発言に支えられず下落となった米ドルの下値余地を警戒か
本日のポイント
  1. 欧・製造業/サービス業PMI
  2. 米・クックFRB理事の発言

前日の米国通貨は、昨日メスター:クリーブランド連銀総裁が「より一層の金融引き締めを行う必要がある」とタカ派発言をしたにも関わらず、米ドルが下落した。米ドル円は134.974から133.803まで1円強下落。時間足200SMA直下で下落の継続性を伺っている。4時間足では、米ドル円は20MAに支えられていたトレンドラインを割り込んでいるため、米国時間での米ドルの方向性に注意したい。

欧州通貨は、昨日発表された欧・2月貿易収支が季節調整済で、前月のマイナス113億ユーロからマイナス1億ユーロとなったユーロが、対円で下落した。ユーロ円は147.860から146.634まで下落。日足RSIで70タッチからの反落となっている。日足ではボリンジャーバンドの+2σから反落しているが、10MAより依然上位にいるため、米国時間での値動きに注目したい。

本日は、アジア時間の15:00に英・小売売上高と、欧州時間の16:15に仏・製造業/サービス業PMI、16:30に独・製造業/サービス業PMI、17:00に欧・製造業/サービス業PMI、17:30に英・製造業/サービス業PMI、米国時間の21:30に加・小売売上高、22:45に米・製造業/サービス業PMI、29:35に米・クックFRB理事の発言がある予定だ。要人発言に支えられず下落となった米ドルの下値余地を警戒したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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