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米国時間での要人発言にて米ドルに変化が出るのか注視か

相場レポート

米国時間での要人発言にて米ドルに変化が出るのか注視か

米国時間での要人発言にて米ドルに変化が出るのか注視か
本日のポイント
  1. 欧・ECB議事要旨公表
  2. 米・新規失業保険申請件数

前日の米国通貨は、米・ウィリアムズ:NY連銀総裁が「インフレはなお高すぎる水準に位置し、FRBが政策を施してから効果が出るには時間を要する」とし、政策金利の利上げを停止しても、高水準で維持される可能性が示唆されたことで、米ドル円が小幅に上昇した。米ドル円は133.954から135.129まで上昇。約1ヶ月振りの135円台となった。本日の米国時間で米ドルの強さが維持されるのか、慎重に見守りたい。

欧州通貨は、昨日発表された英・3月消費者物価指数が前月の10.4%から10.1%へと小幅に低下したポンドが、対円で上昇した。ポンド円は166.487から167.963まで上昇。時間足20MAに沿っての上昇となった。4時間足ではさらに強いトレンドとなっており、10MAに沿っての上げが確認できる。欧州時間で上昇し続けるのか、方向性を注視したい。

本日は、15:00に独・生産者物価指数、18:00に欧・貿易収支、20:30に欧・ECB議事要旨公表、21:30に加・住宅価格指数、米・新規失業保険申請件数、米・フィラデルフィア連銀景況指数、23:00に米・中古住宅販売件数、23:30に米・週間天然ガス貯蔵量、24:30に加・マックレムBOC総裁の発言、英・テンレイロMPC委員の委員の発言、25:00に米・ウォラーFRB理事の発言、25:20に米・メスター:クリーブランド連銀総裁の発言、28:00に米・ボウマンFRB理事の発言がある予定だ。米国時間での要人発言にて米ドルに変化が出るのか、慎重に注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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