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イースターマンデーによるボラティリティの変化に警戒か

相場レポート

イースターマンデーによるボラティリティの変化に警戒か

イースターマンデーによるボラティリティの変化に警戒か
本日のポイント
  1. トルコ・経常収支
  2. 米・卸売在庫

先週末の米国通貨は、グッドフライデーにより欧米諸国が休場となる中、米・雇用統計発表にて失業率が前月から0.1ポイント低下したことを受け、米ドルが対ユーロで上昇した。ユーロ米ドルは1.0923から1.0877まで下落。4時間足20MAを下回り4時間足ボリンジャーバンドの-2σ付近へと値を下げた。テクニカル面では、ユーロ米ドルは日足RSIが巡行のリバーサルとなっており、調整局面に入っている。米国時間に向けて米ドルが強含むのか、警戒したい。

欧州通貨は、米国時間終盤にてスイスフランが最強通貨となり、フラン円は145.184から146.179まで上昇した。本日のアジア時間ではすでに先週高値を上抜けており、146.531をタッチしている。本日の植田日銀新総裁の記者会見によりさらなる円安が進んだ場合、日足直近高値の147.492に向けてのフラン高の値動きが見られるのか、警戒したい。

本日は、アジア時間の15:00に日・景気ウォッチャー調査と、欧州時間の16:00にトルコ・失業率、トルコ・経常収支、19:15に日・植田日銀新総裁の就任記者会見、21:00にブラジル・自動車生産/販売、米国時間の23:00に米・卸売在庫、24:30に米・6ヶ月ビル入札、29:15に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言がある予定だ。本日は米国以外の欧州主要国ではイースターでの連休により休場となるため、欧州時間でのボラティリティに警戒したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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