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欧米が3連休となる中での通貨強弱を注視か

相場レポート

欧米が3連休となる中での通貨強弱を注視か

欧米が3連休となる中での通貨強弱を注視か
本日のポイント
  1. 欧米主要国がイースターにより休場
  2. 米・雇用統計

前日の米国通貨は、昨日発表された米・3月チャレンジャー人員削減数が前回値から大幅減となったことから、米ドルが対円で上昇した。米ドル円は130.780から131.917まで約110pips上昇。米・ブラード:セントルイス連銀総裁が利上げの継続性を説いたことも相まって、時間足75MAまで反発した。本日のアジア時間では横ばい推移となっているため、米国時間での米・雇用統計にて方向感が明確となるのか、注目したい。

欧州通貨は、昨日発表された独・2月鉱工業生産が前年比で0.6%増となり、市場予想を上回ったことから、ユーロが対円で上昇。時間足200SMAを上抜けての勢いを見せた。本日のアジア時間では143.710付近で推移しており、日足ベースで下値を切り上げている形状のため、週末の値動きが活発化するのか慎重に見極めたい。

本日の指標は、15:45に仏・貿易収支、仏・経常収支、20:30に印・外貨準備高、21:00にポーランド・中銀外貨準備、21:30に米・雇用統計、25:00に露・第4四半期GDP、28:00に米・消費者信用残高がある予定だ。なお本日は、復活祭により英国・米国など独を含め、欧米の主要国が休場となっている。欧米が3連休となる中での通貨強弱を慎重に見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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