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高値圏から一転、反落しているポンドの方向性を注視か

相場レポート

高値圏から一転、反落しているポンドの方向性を注視か

高値圏から一転、反落しているポンドの方向性を注視か
本日のポイント
  1. 仏・鉱工業生産
  2. 米・ADP雇用報告

前日の米国通貨は、発表された経済指標が市場予想を相次いで下回ったことから、米ドルが対ユーロで下落した。ユーロ米ドルは1.0882から1.0973まで上昇。先月高値を更新し、今年高値に迫る勢いで上昇している。ユーロ米ドルは4時間足RSIがダイバージェンス気味となっているものの、日足RSIでは余力を残しているため、しばらくの上昇が見られるのか、慎重に静観したいところだ。

欧州通貨は、英中央銀行のテンレイロMPC委員が「金利は高水準になってきており、より急ピッチの反転が必要になる」と発言し、対円で上昇していたポンドが往って来いとなった。ポンド円は164.173から166.406まで上昇後に反転。165円台を割り込み時間足20MAを下回った。ポンド円は4時間足上昇チャネルの上限に達したため、反落の値動きが予想される。欧州時間でのポンドの下値余地に注意したい。

本日は、15:00に独・製造業受注、15:45に仏・鉱工業生産、仏・製造業生産指数、16:50に仏・サービス業PMI、16:55に独・サービス業PMI、17:00に欧・サービス業PMI、17:30に英・サービス業PMI、18:15に英・テンレイロMPC委員の発言、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:15に米・ADP雇用報告、21:30に加・貿易収支、米・貿易収支、22:45に米・サービス業PMI、23:00に米・ISM非製造業景況指数、23:30に米・週間原油在庫がある予定だ。高値圏から一転、反落しているポンドの方向性を注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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