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テンレイロMPC委員の発言にてポンドに動きが生じるのか注視か

相場レポート

テンレイロMPC委員の発言にてポンドに動きが生じるのか注視か

テンレイロMPC委員の発言にてポンドに動きが生じるのか注視か
本日のポイント
  1. 欧・生産者物価指数
  2. 英・テンレイロMPC委員の発言

前日の米国通貨は、クックFRB理事が「ディスインフレが見られるが、さらなる対応が必要だ」と述べたにも関わらず米ドルの上値が重くなり、ユーロ米ドルは1.0787から1.0916まで約120pips上昇した。ユーロ米ドルは日足ベースにて10MAに下値をサポートされる形で上昇が継続しており、直近高値の1.0927を上抜けると、今年高値の1.1031を目指す値動きとなるため、米ドルの弱さを警戒したい。

欧州通貨は、同じ欧州通貨同士のユーロポンドが緩やかに下落基調となっており、0.8806から0.8771まで下落した。ユーロポンドは4時間足ではすでに20MAを下回っていることに加え、日足ではRSIが下降基調となっているため、本日の欧州時間での要人発言と指標発表による強弱性に注意したいところだ。

本日は、15:00に独・貿易収支、18:00に欧・生産者物価指数、18:15に英・テンレイロMPC委員の発言、21:30に加・住宅建設許可、23:00に米・製造業新規受注、米・JOLTS求人、23:30に英・ピルMPC委員の発言、26:30に米・クックFRB理事の発言、26:45に米・コリンズ:ボストン連銀総裁の発言、翌7:15に米・メスター:クリーブランド連銀総裁の発言がある予定だ。英・テンレイロMPC委員の発言にてポンドに動きが生じるのか、注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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