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週始めのユーロの動向に注目か

相場レポート

週始めのユーロの動向に注目か

週始めのユーロの動向に注目か
本日のポイント
  1. 欧・製造業PMI
  2. 米・建設支出

先週末の米国通貨は、米国時間で加ドルが最強通貨となり、ユーロ/加ドルが1.4769から1.4646まで約120pipsの下落となった。なお本日のアジア時間では若干の下窓となり、すでに1.4579をタッチしている。上位足の週足では、RSIが70タッチからのダイバージェンスとなっているため、週始めの価格が下向きとなるのか、警戒したいところだ。

欧州通貨は、先週末に発表された欧・消費者物価指数(HICP)が、前年比で5.7%となり前月の5.6%から上昇したにも関わらず、ユーロが対円で下落した。ユーロ円は145.652から143.909まで約1.7円下落。時間足での75MAを下抜けた。ユーロ円は週足ベースでRSIが下降基調になりつつあり、月足では70に張り付いた推移となっているため、方向感が非常に掴みにくくなっている。しばらくは短期足での方向性に注目したい。

本日は、16:00にトルコ・消費者物価指数、トルコ・生産者物価指数、16:30にスイス・製造業PMI、16:50に仏・製造業PMI、16:55に独・製造業PMI、17:00に欧・製造業PMI、17:30に英・製造業PMI、18:00に南ア・製造業PMI、22:45に米・製造業PMI、23:00に米・ISM製造業景況指数、米・建設支出、29:15に米・クックFRB理事の発言がある予定だ。今週は7日(金)に欧米主要国のほとんどが休場となるため、週前半の値動きに注目したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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