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最強通貨となった加ドルが上伸するのか方向性に注目か

相場レポート

最強通貨となった加ドルが上伸するのか方向性に注目か

最強通貨となった加ドルが上伸するのか方向性に注目か
本日のポイント
  1. 米・第4四半期GDP
  2. 米・イエレン財務長官の発言

前日の米国通貨は、カナダ中銀のグラベル副総裁が「BOCの量的引き締めは2024年末から25年前半に終了する可能性が高い」との見解を示し、加ドルが最強通貨となった。加ドル円は96.157から97.981まで約180pips上昇。4時間足200EMAを上抜ける展開となった。週足ベースでは三尊天井の形成が完了し、再び上方向への圧力が強まっているため、週末にかけての加ドルの上昇に注目したい。

欧州通貨は、昨日発表された独・4月GFK消費者信頼感調査が前回値のマイナス30.5からマイナス29.5となったユーロが、対米ドルで往って来いとなった。ユーロ米ドルは1.0818-1.0871の間でもみ合い推移となり、時間足20MAを挟んでの方向感に欠ける展開が継続した。ユーロ米ドルは本日のアジア時間でも、昨日のレンジ幅を抜けられていない。米国時間の指標発表にて値動きが活発化するのか、方向性に注意したい。

本日は、15:00にトルコ・経済信頼感、17:00に欧・ECB月例報告、21:00に独・消費者物価指数、21:30に米・新規失業保険申請件数、米・第4四半期GDP、米・個人消費、23:30に米・週間天然ガス貯蔵量、25:00にスイス・メクラ―SNB理事の発言、25:45に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、米・コリンズ:ボストン連銀総裁の発言、26:00に米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言、28:45に米・イエレン財務長官の発言がある予定だ。最強通貨となった加ドルが上伸するのか、方向性に注目したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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