先週末の円高から一転、円安回帰しているクロス円の方向性に警戒か

2023.03.29
- 仏・消費者信頼感指数
- 米・中古住宅販売保留
前日の米国通貨は、昨日発表された米・3月コンファレンスボード消費者信頼感指数が前月の102.9から104.2へと上昇した米ドルが、対円で小幅に下落した。米ドル円は131.567から130.391まで下落。日足⁻2σタッチで下げ止まった。本日のアジア時間では反発しており、131.850へと上昇している。本日の反発により4時間足で下値を切り上げる形状となったため、米国時間での米ドルの伸びを注視したい。
欧州通貨は、ポンドが対円で往って来いとなった。ポンド円は160.727から161.781の間で上下動を繰り返し、本日のアジア時間で上抜けた。現在は162.456へと上昇しており、4時間足200SMAを突き抜けている。このまま欧州時間にむけてポンドの勢いが継続するのか、方向性を慎重に見極めたい。
本日は、15:00に独・GFK消費者信頼感調査、15:45に仏・消費者信頼感指数、17:30に英・住宅ローン承認件数、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:30に米・バーFRB副議長の発言、23:00に米・中古住宅販売保留、米・バーFRB副議長の発言、23:30に米・週間原油在庫、25:30に加・グラベルBOC副議長の発言、26:00に米・7年債入札、27:50に英・マンMPC委員の発言、翌6:45にNZ・住宅建設許可がある予定だ。先週末の円高から一転、円安回帰しているクロス円の方向性に警戒したい。
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