上昇しているユーロの強さが継続するのか方向性に注目か

2023.03.28
- 英・ベイリーBOE総裁の発言
- 米・リッチモンド連銀製造業指数
前日の米国通貨は、対ユーロで米ドルが弱含み、ユーロ米ドルは1.0745から1.0819まで小幅に上昇した。4時間足では、ユーロ米ドルは75MAに下値をサポートされての反発が入っている。日足ベースでは、200EMAがサポートとなりトリプルボトムを形成しての反発となっているため、米ドルの下落がしばらく継続するのか注意したい。
欧州通貨は、昨日発表された独・3月IFO景況感指数が前月の91.1から93.3へと上昇したユーロが、対円で上昇した。ユーロ円は140.535から142.213まで上昇。時間足200SMAを上抜けての上昇となった。4時間足では、ユーロ円は下値を固めたダブルボトムの様相に入っている。上位足の日足では200EMA直下での攻防戦となっているため、米国時間での通貨強弱に注目したい。
本日は、17:45に英・ベイリーBOE総裁の発言、英・ラムスデンBOE副総裁の発言、21:30に米・卸売在庫、22:00に欧・ラガルドECB総裁の発言、独・ナーゲル独連銀総裁の発言、米・S&P/ケースシラー住宅価格指数、23:00に米・消費者信頼感指数、米・リッチモンド連銀製造業指数、米・バーFRB副議長の発言、26:00に米・5年債入札がある予定だ。上昇しているユーロの強さが継続するのか、方向性に注目したい。
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