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上昇しているポンドの値が伸びるのか要警戒か

相場レポート

上昇しているポンドの値が伸びるのか要警戒か

上昇しているポンドの値が伸びるのか要警戒か
本日のポイント
  1. 加/米国が夏時間へ移行
  2. 英・ディングラMPC委員の発言

先週末の米国通貨は、2月雇用統計にて失業率が小幅上昇し、平均賃金の伸びが鈍化したことから、米ドルが大幅に下落した。ユーロ米ドルは1.0573から1.0699まで約120pips上昇。日足20MAを再び上回った。ユーロ米ドルは本日のアジア時間でも上伸しており、すでに1.0736をタッチしている。米国時間でも米ドルの強さが引き継がれるのか、慎重に見極めたい。

欧州通貨は、ポンドが対米ドルで強含み、ポンド米ドルが約200pips上昇した。ポンド米ドルは1.1906から1.2113まで上伸。時間足10MAを支持線とした上昇トレンドが発生した。上位足の4時間足では、200SMAを上抜ける形となり、直近高値の抵抗帯も抜け切った。先週末の上昇で、日足ベースで下限1.1802-上限1.2407のボックス相場へと突入したため、日柄調整を挟んでポンドが強含むのか、注目したい。

本日は、欧州時間の16:00にトルコ・経常収支、21:00に印・消費者物価指数、メキシコ・鉱工業生産と、米国時間の23:00に米・雇用傾向指数、24:30に米・6ヶ月ビル入札、27:05に英・ディングラMPC委員の発言、30:00に韓・輸出物価上昇率、韓・輸入物価上昇率がある予定だ。上昇しているポンドの値が伸びるのか、米国時間での値動きを慎重に静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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