上昇しているポンドの値が伸びるのか要警戒か
2023.03.13
- 加/米国が夏時間へ移行
- 英・ディングラMPC委員の発言
先週末の米国通貨は、2月雇用統計にて失業率が小幅上昇し、平均賃金の伸びが鈍化したことから、米ドルが大幅に下落した。ユーロ米ドルは1.0573から1.0699まで約120pips上昇。日足20MAを再び上回った。ユーロ米ドルは本日のアジア時間でも上伸しており、すでに1.0736をタッチしている。米国時間でも米ドルの強さが引き継がれるのか、慎重に見極めたい。
欧州通貨は、ポンドが対米ドルで強含み、ポンド米ドルが約200pips上昇した。ポンド米ドルは1.1906から1.2113まで上伸。時間足10MAを支持線とした上昇トレンドが発生した。上位足の4時間足では、200SMAを上抜ける形となり、直近高値の抵抗帯も抜け切った。先週末の上昇で、日足ベースで下限1.1802-上限1.2407のボックス相場へと突入したため、日柄調整を挟んでポンドが強含むのか、注目したい。
本日は、欧州時間の16:00にトルコ・経常収支、21:00に印・消費者物価指数、メキシコ・鉱工業生産と、米国時間の23:00に米・雇用傾向指数、24:30に米・6ヶ月ビル入札、27:05に英・ディングラMPC委員の発言、30:00に韓・輸出物価上昇率、韓・輸入物価上昇率がある予定だ。上昇しているポンドの値が伸びるのか、米国時間での値動きを慎重に静観したい。
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