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拮抗状態となっているユーロ米ドルに明確な動きが見られるのか注視か

相場レポート

拮抗状態となっているユーロ米ドルに明確な動きが見られるのか注視か

拮抗状態となっているユーロ米ドルに明確な動きが見られるのか注視か
本日のポイント
  1. 米・30年債入札
  2. 米・新規失業保険申請件数

前日の米国通貨は、議会証言(2日目)でのパウエルFRB議長の発言内容に振らされ、対ユーロで拮抗した。ユーロ米ドルは1.0524から1.0573の間でもみ合い推移となり、特にパウエルFRB議長の発言時には、値が乱高下する形となった。日足では、ユーロ米ドルは三尊天井の様相を呈している。現在は日足200EMAが下値サポートとなっているが、200EMAを下抜けた場合、1.046台に入る可能性があるため、値動きを慎重に見極めたい。

欧州通貨は、強含んでいる日本円に対し、スイスフランが小幅に下落した。フラン円は146.152から145.215まで90pips強下落。4時間足にて上値を切り下げた。アジア時間の現在では、フラン円は日足ベースでは10MAより上位に位置しており、上昇トレンドラインが崩れていない状態だ。ただ、RSIがダイバージェンス気味のため、欧州時間から週末にかけての下落に警戒したい。

本日は、米国時間の21:30に米・チャレンジャー人員削減予定数、22:30に米・新規失業保険申請件数、24:00に米・バーFRB副議長の発言、24:30に米・週間天然ガス貯蔵量、27:00に米・30年債入札、27:30に加・ロジャースBOC上級副総裁の発言、翌6:30にNZ・製造業PMI、6:45にNZ・第4四半期製造業売上高がある予定だ。拮抗状態となっているユーロ米ドルに明確な動きが見られるのか、値動きを慎重に静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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