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ECB議事要旨公表にてユーロの上値が変化するのか警戒か

相場レポート

ECB議事要旨公表にてユーロの上値が変化するのか警戒か

ECB議事要旨公表にてユーロの上値が変化するのか警戒か
本日のポイント
  1. 英・ピルMPC委員の発言
  2. 欧・ECB議事要旨公表

前日の米国通貨は、下値が限定されたポンドと拮抗し、ポンド米ドルが1.1967から1.2086の間でレンジ相場となった。ポンド米ドルは4時間足ボリンジャーバンドの-2σから200EMAの間で往って来いとなったが、4時間足RSIが70よりも30寄りで動いているため、ポンドの反落が見られるのか注目したい。

欧州通貨は、昨日ブルームバーグTVのインタビューに答えたナーゲル独連銀総裁が、「インフレ退治のために必要な措置についての投資家の見方は甘すぎる」と答え、より強力な金融引き締めが必要であることを強調したことから、ユーロが上昇。ユーロ米ドルは1.0564から1.0688まで反発した。ユーロ米ドルは、昨日の上昇により4時間足75MAを実体足で上抜け、200EMAまで到達した。本日のECB議事要旨公表により価格が変化するのか、注視したい。

本日は、欧州時間の16:45に仏・財政収支、19:00に欧・消費者物価指数、欧・失業率、21:30に欧・ECB議事要旨公表と、米国時間の22:30に米・新規失業保険申請件数、米・第4四半期実質非農業部門労働生産性、24:00に英・ピルMPC委員の発言、24:30に米・週間天然ガス貯蔵量、翌6:00に米・ウォラーFRB理事の発言がある予定だ。ECB議事要旨公表にてユーロの上値が変化するのか、慎重に注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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