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北アイルランドの通商ルール合意で買われたポンドの上値に注目か

相場レポート

北アイルランドの通商ルール合意で買われたポンドの上値に注目か

北アイルランドの通商ルール合意で買われたポンドの上値に注目か
本日のポイント
  1. 米・シカゴ購買部協会景気指数
  2. 米・S&Pケースシラー住宅価格指数

前日の米国通貨は、対ポンドで下落となり、ポンド米ドルは1.1922から1.2066まで約130pips上昇した。ポンド米ドルは時間足200SMAを上抜けての上昇となっており、4時間足では20MAを大きく上抜けている。ただ、4時間足75MA直下にいる現在、75MAがレジスタンスになる可能性があるため、方向性を慎重に注視したいところだ。

欧州通貨は、ユーロがポンドに対し弱含み、ユーロポンドは0.8835から0.8788まで下落した。昨日英国とEU、北アイルランドが通商ルールを巡る摩擦の解決策で合意したことが好感され、ポンドが全面高となった。ユーロポンドは日足ベースで三尊の形状を呈しているため、念のため続落に警戒したい。

本日は、16:00にトルコ・第4四半期GDP、16:45に仏・消費者物価指数、仏・第4四半期GDP、17:00にスイス・KOF先行指数、19:15に英・カンリフBOE副総裁の発言、21:15に英・ピルMPC委員の発言、21:30に英・マンMPC委員の発言、22:30に加・GDP、米・卸売在庫、23:00に米・S&Pケースシラー住宅価格指数、23:45に米・シカゴ購買部協会景気指数、24:00に米・消費者信頼感指数がある予定だ。北アイルランドの通商ルール合意で買われたポンドの上値に注目したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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