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全面的に米ドル買いとなった週末の流れが踏襲されるのか注視か

相場レポート

全面的に米ドル買いとなった週末の流れが踏襲されるのか注視か

全面的に米ドル買いとなった週末の流れが踏襲されるのか注視か
本日のポイント
  1. 米・中古住宅販売保留
  2. 欧・消費者信頼感指数(確報値)

先週末の米国通貨は、米国時間で発表された米・1月個人所得が強い結果となり、米ドルが買われた。ユーロ米ドルは1.0614から1.0535まで約80pips低下。4時間足下落トレンドラインの下限まで達した。上位足の日足ベースでは、ユーロ米ドルは200EMA直下まで下落しており、日足RSIが30に到達せず余力を残している。直近の上昇に当てたフィボナッチ・リトレースメントの38.2%ラインである1.0480付近まで下伸するのか、見極めたい。

欧州通貨は、強含んだ米ドルにポンドが押され、ポンド米ドルが下落した。ポンド米ドルは1.2041から1.1928まで約110pips下落。今年安値に迫る勢いでの下伸となった。現在のポンド米ドルは日足200SMA直下に位置しており、200SMAを下抜けると大きなサポートは1.1841付近の支持帯となるため、この付近で反発が入るのか注視したい。

本日は、欧州時間の16:00にトルコ・貿易収支、トルコ・経済信頼感、ノルウェー・小売売上高、18:00に英・ブローベントBOE副総裁の発言、19:00に欧・消費者信頼感指数と、米国時間の22:30に加・第4四半期経常収支、米・耐久財受注、24:00に米・中古住宅販売保留、24:30に米・ダラス連銀製造業活動指数、米・ジェファーソンFRB理事の発言がある予定だ。全面的に米ドル買いとなった週末の流れが踏襲されるのか、慎重に注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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