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独・第4四半期GDPでユーロに動きが出るのか注目か

相場レポート

独・第4四半期GDPでユーロに動きが出るのか注目か

独・第4四半期GDPでユーロに動きが出るのか注目か
本日のポイント
  1. 独・第4四半期GDP
  2. 米・ミシガン大消費者信頼感指数

前日の米国通貨は、対欧州で小幅ながらに強含み、ユーロ米ドルが下落した。ユーロ米ドルは1.0628から1.0577まで約50pips下落。前日に引き続いて今月安値を更新した。現在のユーロ米ドルは日足75MA直下に位置しており、日足RSIが36付近で推移している。4時間足では下落チャネルの上限から下限に向けての途中となっているため、本日の米国の指標発表によりユーロが下落するのか注視したい。

欧州通貨は、欧州時間から米国時間にかけてスイスフランが最弱通貨となった。フラン円は145.031から143.680まで下落。4時間足75MAを下抜けての続落となった。フラン円は、テクニカル面では日足ベースでフィボナッチ・リトレースメントの61.8%まで反発が継続しているため、指標次第でさらなる円安となるのか注目したい。

本日は、16:00に独・第4四半期GDP、独・GFK消費者信頼感指数、16:45に仏・消費者信頼感指数、独・ナーゲル独連銀総裁の発言、22:30に米・個人所得、米・PCEコア・デフレーター、24:00に米・新築住宅販売件数、米・ミシガン大消費者信頼感指数、24:15に米・ジェファーソンFRB理事の発言、米・メスター:クリーブランド連銀総裁の発言、25:30に英・テンレイロMPC委員の発言、米・ブラード:セントルイス連銀総裁の発言、27:30に米・コリンズ:ボストン連銀総裁の発言、米・ウォラーFRB理事の発言がある予定だ。独・第4四半期GDPの発表でユーロに動きが出るのか、慎重に注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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