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各国PMI(速報値)発表による価格変動に警戒か

相場レポート

各国PMI(速報値)発表による価格変動に警戒か

各国PMI(速報値)発表による価格変動に警戒か
本日のポイント
  1. 米・中古住宅販売件数
  2. 独・製造業/サービス業PMI

前日の米国通貨は、ドルインデックスが104まで上昇したものの対円では下落となり、米ドル円が下落した。米ドル円は134.537から133.912まで約60pipsと小幅に下落。4時間足20MAに下値を支えられる形で下げ止まった。本日のアジア時間では、米ドル円は再び上方向を目指す値動きとなっているため、本日の指標発表により米ドルが強含むのか、注目したい。

欧州通貨は、昨日発表された欧・2月消費者信頼感指数が、市場予想のマイナス18.9から下振れマイナス19.0となったことで、ユーロの上値が重くなった。ユーロ円は143.657から143.033まで下落。4時間足20MA直下で方向性を決めかねている。ユーロ円はすでに一時的に4時間足20MAを下回る節があったため、欧州時間での下落に警戒したいところだ。

本日は、17:15に仏・製造業/サービス業PMI、17:30に独・製造業/サービス業PMI、18:00に欧・製造業/サービス業PMI、18:30に英・製造業/サービス業PMI、19:00に独・ZEW景況感調査、20:00に英・CBI企業動向調査、22:30に加・小売売上高、加・消費者物価指数、23:45に米・製造業/サービス業PMI、24:00に米・中古住宅販売件数、27:00に米・2年債入札がある予定だ。連休明けの米国時間の値動きに注意しつつ、PMI発表にも注目したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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