各国PMI(速報値)発表による価格変動に警戒か

2023.02.21
- 米・中古住宅販売件数
- 独・製造業/サービス業PMI
前日の米国通貨は、ドルインデックスが104まで上昇したものの対円では下落となり、米ドル円が下落した。米ドル円は134.537から133.912まで約60pipsと小幅に下落。4時間足20MAに下値を支えられる形で下げ止まった。本日のアジア時間では、米ドル円は再び上方向を目指す値動きとなっているため、本日の指標発表により米ドルが強含むのか、注目したい。
欧州通貨は、昨日発表された欧・2月消費者信頼感指数が、市場予想のマイナス18.9から下振れマイナス19.0となったことで、ユーロの上値が重くなった。ユーロ円は143.657から143.033まで下落。4時間足20MA直下で方向性を決めかねている。ユーロ円はすでに一時的に4時間足20MAを下回る節があったため、欧州時間での下落に警戒したいところだ。
本日は、17:15に仏・製造業/サービス業PMI、17:30に独・製造業/サービス業PMI、18:00に欧・製造業/サービス業PMI、18:30に英・製造業/サービス業PMI、19:00に独・ZEW景況感調査、20:00に英・CBI企業動向調査、22:30に加・小売売上高、加・消費者物価指数、23:45に米・製造業/サービス業PMI、24:00に米・中古住宅販売件数、27:00に米・2年債入札がある予定だ。連休明けの米国時間の値動きに注意しつつ、PMI発表にも注目したい。
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