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ダイバージェンスが起きているユーロ円の下値余地に警戒か

相場レポート

ダイバージェンスが起きているユーロ円の下値余地に警戒か

ダイバージェンスが起きているユーロ円の下値余地に警戒か
本日のポイント
  1. 欧・消費者物価指数
  2. 英・ウッズBOE副総裁の発言

先週末の米国通貨は、対欧州で拮抗し、ユーロ米ドルは1.0612-1.0698の間で往って来い相場となった。ユーロ米ドルは、4時間足下降トレンドの上限付近に達しており、頭上には日足10MAを控えている。一方で日足75MAが下値支持線となり反発が入ったため、今週はユーロ米ドルの上昇が見られるのか、注目したいところだ。

欧州通貨は、先週末金曜日に発表された独・1月生産者物価指数(PPI)が前年比で17.8%となり、前月の21.6%から低下したことで、ユーロの上値が重くなった。ユーロ円は143.021から143.674の間でレンジ推移となり、4時間足でRSIがダイバージェンスとなっている。週足ベースでは、ユーロ円は三尊天井の様相となりつつあるため、欧州時間での下落に警戒したい。

本日は、欧州時間の16:00にスウェーデン・消費者物価指数、トルコ・消費者信頼感指数、17:20に台湾・第4四半期経常収支、18:00にフィリピン・鉱工業生産と生産者物価指数、19:00に欧・建設業生産高と、米国時間の23:00にイスラエル・基準金利、24:00に欧・消費者物価指数、28:00に英・ウッズBOE副総裁の発言がある予定だ。ダイバージェンスが起きているユーロ円の下値余地に警戒したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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