下落しているドルインデックスが回復するのか要注目か

2023.02.14
- 米・消費者物価指数
- 欧・第4四半期GDP
前日の米国通貨は、上昇していたドルインデックスが103.1まで低下したことで、米ドルが下落した。ユーロ米ドルは今月安値の1.0655から1.0730まで反発。時間足20MAの上位に躍り出た。ただ、4時間足では200SMAとEMAがデッドクロスとなっており、日足ベースでは20MAより下位に位置しながら、RSIが下降傾向となっている。そのため、ユーロの反発が一時的なものとなるのか、警戒したい。
欧州通貨は、ポンドが対米ドルで躍進した。ポンド米ドルは1.2031から1.2149まで上昇。1週間続いていたレンジ上限へと値を上げた。日足では、ポンド米ドルは1.1961から1.2434の間でボックス推移となっており、現在はボックス上限へ向けての上昇圧力が高まっているため、継続した上昇が見られるのか、注目したい。
本日は、16:00に英・失業率、16:30にスイス・生産者輸入価格、19:00に欧・第4四半期GDP、20:00に米・NFIB中小企業楽観指数、22:30に米・消費者物価指数、23:30に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、25:00に米・ローガン:ダラス連銀総裁の発言、25:30に米・ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言、28:05に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言がある予定だ。下落しているドルインデックスが回復するのか、米国時間での指標発表に注意したい。
過去の相場レポート
2025.05.14
対照的な値動きとなった米ドル円とユーロ円の方向性を注視か
2025.05.13
続落したユーロポンドの反発余地を静観か
2025.05.12
対米ドルで反発上昇したポンドの上値余地を静観か
2025.05.09
上昇したユーロ円の上値余地を注視か
2025.05.08
対オセアニアで反発したユーロが上伸するのか方向性に注目か
2025.05.07
最弱となったスイスフランの回復余地を注視か
2025.05.06
弱含んだ米ドルの下値余地に要警戒か
2025.05.05
日本市場休場下での通貨強弱に要注意か
2025.05.02
最強通貨となった米ドルの上値余地に注目か
2025.05.01
対米ドルで続落したユーロの回復余地に注目か