ポンドに押されているユーロの反発力が見られるのか注視か

2023.02.13
- スイス・消費者物価指数
- トルコ・経常収支
先週末の米国通貨は、加・1月雇用統計の結果が発表され、失業率が5.0%まで低下した加ドルが最強通貨となった。加ドル円は96.623から98.553まで約2円上昇。本日のアジア時間でも先週末の流れを踏襲し、円安基調となっている。加ドル円は、テクニカル面では日足20MAを上抜けての下値切り上げとなっており、ボリンジャーバンドの+3σの向きが上向いているため、継続した上昇に注目したい。
欧州通貨は、ポンドが対ユーロで上昇した。ユーロポンドは0.8871から0.8823まで下落。4時間足10MAに沿っての下落トレンドが発生した。ユーロポンドは先週末の下落にて、4時間足200SMAを一時的に下抜けたが、結果的にサポートされる形となった。そのため、いったん反発が入り直近高値更新が見られるのか、方向性に警戒したいところだ。
本日の指標は、欧州時間の16:00にトルコ・経常収支、16:30にスイス・消費者物価指数、ハンガリー・鉱工業生産、21:00に印・消費者物価指数と、米国時間の22:00に米・ボウマンFRB理事の発言、フィリピン・経常収支、25:30に米・6ヶ月ビル入札がある予定だ。ポンドに押されているユーロの反発力が見られるのか、注視したい。
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