ギャップアップでスタートしたクロス円の動向を静観か
2023.02.06
- 英・建設業PMI
- 独・製造業受注
先週末の米国通貨は、米・1月雇用統計の結果が市場予想を上回ったことから、米ドルが躍進した。ユーロ米ドルは1.0940から1.0780まで約150pips下落。時間足200SMAを大きく下抜けての下落となった。ただ、上位足の4時間足では200SMAがサポートとなり、昨年11月3日からの上昇トレンドが継続している状況だ。日足RSIが70ラインに張り付いていた環境から変化し、ダウントレンド入りするのか注目したい。
欧州通貨は、先週末に発表された英・非製造業PMIが前回値の48.0から上昇し48.7となったことで、ポンドが対円で上昇した。ポンド円は159.408まで上昇。4時間足20MAの上位に躍り出た。日足では、トリプルボトムの最終形態に入るかの様相となっているため、今週の値動きを慎重に注視したい。
本日は、欧州時間の16:00に独・製造業受注、16:30にハンガリー・小売売上高、17:40に英・マンMPC委員の発言、18:30に英・建設業PMI、欧・投資家センチメント指数、19:00に欧・小売売上高、20:00に加・景気先行指数と、米国時間の24:00に加・Ivey購買部協会指数、25:30に米・6ヶ月ビル入札、26:00に英・ピルMPC理事の発言がある予定だ。ギャップアップでスタートしたクロス円の動向を、慎重に静観したい。
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