米雇用統計発表による米ドルの急激な変化に要注意か

2023.02.03
- 米・雇用統計
- 米・ISM非製造業景況指数
前日の米国通貨は、加ドルが下落し、米ドル/加ドルは1.3261から1.3346まで90pips弱上昇した。米ドル/加ドルは日足ベースで200EMAにタッチしたポイントで反発し、昨日の上昇となった。再度下落を試し反発となりリテストが成功した際には、米ドルが対加ドルで強含む展開へと変化するため、本日米国時間での雇用統計発表に注目したい。
欧州通貨は、昨日政策金利が0.5%引き上げられ、4.0%となったポンドが、対米ドルで下落した。ポンド米ドルは1.2400から1.2202まで約200pips下落。4時間足200SMAにサポートされる形で下げ止まった。ポンド米ドルは、昨日の下落により日足20MAを下回り、先月1ヶ月続いた上昇トレンドが終了したため、継続した下落に警戒したい。
本日は、16:00にトルコ・消費者物価指数、トルコ・生産者物価指数、16:45に仏・鉱工業生産、仏・製造業生産指数、17:50に仏・サービス業PMI、17:55に独・サービス業PMI、18:00に欧・サービス業PMI、18:30に英・サービス業PMI、19:00に欧・生産者物価指数、21:15に英・ピルMPC委員の発言、22:30に米・雇用統計、23:45に米・サービス業PMI、24:00に米・ISM非製造業景況指数、28:30に米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言がある予定だ。米雇用統計発表による米ドルの急激な変化に、十分注意したい。
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