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ECB・BOEの政策金利発表による価格変動に警戒か

相場レポート

ECB・BOEの政策金利発表による価格変動に警戒か

ECB・BOEの政策金利発表による価格変動に警戒か
本日のポイント
  1. 欧・ラガルドECB総裁の記者会見
  2. 英・BOE政策金利と声明発表

前日の米国通貨は、米FOMCでの政策金利幅縮小により、米ドルが下落した。ユーロ米ドルは1.0851から1.11032まで約180pips上昇。今年高値を更新した。ユーロ米ドルは日足20MAに沿っての上昇が継続しており、日足RSIが70に達しているもののダイバージェンスは確認されていない。本日の米国時間で、ユーロ米ドルのさらなる上昇が見られるのか、注目したい。

欧州通貨は、本日のBOE政策金利発表を前に、ポンドが対米ドルで強含んだ。ポンド米ドルは、1.2272から1.2399まで上昇。時間足200SMAを上抜けた。ポンド米ドルは、4時間足75MAに下値をサポートされての緩やかな上昇となっているため、欧州時間に向けてさらなる上昇となるのか、方向性を注視したい。

本日は、16:00に独・貿易収支、16:45に財政収支、21:00に英・BOE政策金利と声明発表、21:30に英・ベイリーBOE総裁の発言、22:15に欧・ECB政策金利と声明発表、22:30に加・住宅建設許可、米・新規失業保険申請件数、米・第4四半期非農業部門労働生産性、22:45に欧・ラガルドECB総裁の記者会見、24:00に米・製造業受注指数、24:15に欧・ラガルドECB総裁の発言、24:30に米・週間天然ガス貯蔵量、26:30にスイス・ジョーダンSNB総裁の発言がある予定だ。ECB・BOEの政策金利発表による価格変動に、十分警戒したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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