米・政策金利発表での通貨強弱の乱高下に十分警戒か
2023.02.01
- 米・パウエルFRB議長の記者会見
- 米・FOMC政策金利&声明発表
前日の米国通貨は、米ドルが対ユーロで弱含み、ユーロ米ドルが上昇した。ユーロ米ドルは1.0802から1.0874まで反発。時間足200SMA直下まで上昇した。4時間足では、ユーロ米ドルは20MAに上値を抑えられる形で上げ止まっているため、本日の米FOMCにてユーロ上昇の勢いが継続するのか、注目したい。
欧州通貨は、スイスフランが最強通貨となり、フラン円は140.375から142.233まで2円近く上昇した。昨日の上昇により、フラン円は日足20MAを実体足で完全に上抜け、日足RSIが上昇基調へと転じている。ただ、週足では依然20MAより下位に位置しているため、本日の米国時間で反落の値動きが見られるのか、方向性を慎重に見極めたいところだ。
本日の指標は、16:00に英・ネーションワイド住宅価格、17:30にスイス・製造業PMI、18:30に英・製造業PMI、19:00に欧・消費者物価指数、21:00に米・MBA住宅ローン申請指数、22:15に米・ADP全米雇用報告、24:00に米・ISM製造業景況指数、米・JOLTS求人、24:30に米・週間原油在庫、28:00に米・FOMC政策金利と声明発表、28:30に米・パウエルFRB議長の記者会見がある予定だ。米・政策金利発表にて、通貨強弱が乱高下する局面を十分に警戒したい。
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