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今週のECBを控えユーロが上昇していくのか注目か

相場レポート

今週のECBを控えユーロが上昇していくのか注目か

今週のECBを控えユーロが上昇していくのか注目か
本日のポイント
  1. 米・ダラス連銀製造業活動指数
  2. 独・第4四半期GDP

先週末の米国通貨は、BOC政策金利発表を終えた加ドルが最強通貨となった。米ドル/加ドルは、1.3346から1.3298まで下落。時間足20MAに沿ってのダウントレンドとなった。米ドル/加ドルは今月に入り下落基調が継続しており、安値更新を継続している。直下の1.3233付近に200MAのサポートラインが存在するものの、日足RSIは30到達前の下落基調となっているため、下値余地に警戒したい。

欧州通貨は、ユーロが米国時間で最弱通貨となり、ユーロ円は141.805から140.794まで約100pips下落した。4時間足では、すでに200SMAを実体足で上抜けたが、上値の切り下げが見られ、価格低下となった。ただ、上位足の日足では200SMAが下値支持線として機能しているため、週始めのユーロが強含むのか注視したいところだ。

本日は、欧州時間の16:00に独・第4四半期GDP、スウェーデン・第4四半期GDP、ノルウェー・信用指標、トルコ・経済信頼感指数、17:00にスイス・KOF先行指数、19:00に欧・景況感指数、21:00にブラジル・IGP-M総合物価指数と、米国時間の24:30に米・ダラス連銀製造業活動指数、25:30に米・6ヶ月ビル入札がある予定だ。今週のECBを控え、ユーロが上昇していくのか、価格動向を慎重に見守りたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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