今週のECBを控えユーロが上昇していくのか注目か
2023.01.30
- 米・ダラス連銀製造業活動指数
- 独・第4四半期GDP
先週末の米国通貨は、BOC政策金利発表を終えた加ドルが最強通貨となった。米ドル/加ドルは、1.3346から1.3298まで下落。時間足20MAに沿ってのダウントレンドとなった。米ドル/加ドルは今月に入り下落基調が継続しており、安値更新を継続している。直下の1.3233付近に200MAのサポートラインが存在するものの、日足RSIは30到達前の下落基調となっているため、下値余地に警戒したい。
欧州通貨は、ユーロが米国時間で最弱通貨となり、ユーロ円は141.805から140.794まで約100pips下落した。4時間足では、すでに200SMAを実体足で上抜けたが、上値の切り下げが見られ、価格低下となった。ただ、上位足の日足では200SMAが下値支持線として機能しているため、週始めのユーロが強含むのか注視したいところだ。
本日は、欧州時間の16:00に独・第4四半期GDP、スウェーデン・第4四半期GDP、ノルウェー・信用指標、トルコ・経済信頼感指数、17:00にスイス・KOF先行指数、19:00に欧・景況感指数、21:00にブラジル・IGP-M総合物価指数と、米国時間の24:30に米・ダラス連銀製造業活動指数、25:30に米・6ヶ月ビル入札がある予定だ。今週のECBを控え、ユーロが上昇していくのか、価格動向を慎重に見守りたい。
過去の相場レポート
2024.04.25
上昇しているユーロの上値余地に注目か
2024.04.24
上昇しているユーロの動向を注視か
2024.04.23
反発上昇が見られるのかポンド米ドルの回復性を注視か
2024.04.22
底堅い米ドル円の上値余地に注目か
2024.04.19
下落したユーロ米ドルが下伸するのか方向性に注意か
2024.04.18
下落したポンドが回復するのか注視か
2024.04.17
加・CPI上昇にて下値が堅い加ドル円の方向性を注視か
2024.04.16
要人発言による米ドルの乱高下に要警戒か
2024.04.15
ECB明けに弱含んだユーロの回復余地を注視か
2024.04.12
ECB政策金利据え置きで下落したユーロの下値余地に注意か