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上値が重い米ドルが上昇を試みるのか注視か

相場レポート

上値が重い米ドルが上昇を試みるのか注視か

上値が重い米ドルが上昇を試みるのか注視か
本日のポイント
  1. 仏・消費者信頼感指数
  2. 米・PCEコア・デフレーター

前日の米国通貨は、対ポンドで米ドルが往って来いとなり、ポンド米ドルは1.2340-1.2430の間でレンジ推移となった。ポンド米ドルは日足にて、200SMAを上抜けたあとのダブルトップになりそうな値動きとなっている。週足では75MAが上値レジスタンスとして君臨しているため、米国時間にて米ドルの上昇が見られるのか、方向性に注目したい。

欧州通貨は、ユーロが対米ドルで弱含み、ユーロ米ドルは1.0928から1.0848まで約80pips反落した。ユーロ米ドルは昨日の反落で2週間前の水準へと逆戻りし、4時間足でのボリンジャーバンドが横ばい状態に入る形となった。日足ベースでは、RSIがダイバージェンスとなりつつあるため、欧州時間でのユーロ米ドルの下落に警戒したいところだ。

本日、欧州時間の16:00にノルウェー・小売売上高、スウェーデン・小売売上高、16:30にハンガリー・失業率、16:45に仏・消費者信頼感指数、21:00に貿易収支と、米国時間の22:30に米・個人所得、米・PCEコア・デフレーター、24:00に米・中古住宅販売保留、米・ミシガン大消費者信頼感指数、25:00に加・財政収支がある予定だ。上値が重い米ドルが上昇を試みるのか、方向性を慎重に見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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