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米・ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言内容に注目か

相場レポート

米・ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言内容に注目か

米・ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言内容に注目か
本日のポイント
  1. 米・ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言
  2. 独・ナーゲル独連銀総裁の発言

前日の米国通貨は、ドルインデックスが102.1付近での横ばい推移となったことから、米ドル円が128-129円内でのレンジ相場となった。米ドル円は、4時間足75MAに上値をレジスタンスされてからの下落となったが、本日のアジア時間では、4時間足20MAを上抜けての上昇を試みている。本日は米国時間に要人発言が重なるが、要人発言にて再び米ドルが上向くのか、注目したい。

欧州通貨は、昨日ラガルドECB総裁が「インフレ率はどう見ても高過ぎる。インフレ率を速やかに2%に戻すために、取り組みを堅持する」と発言したことで、ユーロの下値が固められた。ユーロ米ドルは1.0781から1.0842まで上昇。時間足200SMAが下値サポートとなったことも、影響した。ただ、本日のアジア時間では再び下値を試す値動きとなっているため、米国時間でのユーロの方向性に警戒したい。

本日は、欧州時間の16:00に英・小売売上高、独・生産者物価指数、17:00にスイス・ジョーダンSNB総裁の発言、18:00に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、19:00に欧・ラガルドECB総裁の発言と、米国時間の22:30に加・小売売上高、23:00に米・ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言、24:00に米・中古住宅販売件数、27:00に米・ウォラーFRB理事の発言がある予定だ。米・ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言内容に注意しつつ、米ドルの方向性に注目したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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