米・ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言内容に注目か

2023.01.20
- 米・ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言
- 独・ナーゲル独連銀総裁の発言
前日の米国通貨は、ドルインデックスが102.1付近での横ばい推移となったことから、米ドル円が128-129円内でのレンジ相場となった。米ドル円は、4時間足75MAに上値をレジスタンスされてからの下落となったが、本日のアジア時間では、4時間足20MAを上抜けての上昇を試みている。本日は米国時間に要人発言が重なるが、要人発言にて再び米ドルが上向くのか、注目したい。
欧州通貨は、昨日ラガルドECB総裁が「インフレ率はどう見ても高過ぎる。インフレ率を速やかに2%に戻すために、取り組みを堅持する」と発言したことで、ユーロの下値が固められた。ユーロ米ドルは1.0781から1.0842まで上昇。時間足200SMAが下値サポートとなったことも、影響した。ただ、本日のアジア時間では再び下値を試す値動きとなっているため、米国時間でのユーロの方向性に警戒したい。
本日は、欧州時間の16:00に英・小売売上高、独・生産者物価指数、17:00にスイス・ジョーダンSNB総裁の発言、18:00に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、19:00に欧・ラガルドECB総裁の発言と、米国時間の22:30に加・小売売上高、23:00に米・ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言、24:00に米・中古住宅販売件数、27:00に米・ウォラーFRB理事の発言がある予定だ。米・ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言内容に注意しつつ、米ドルの方向性に注目したい。
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