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最強通貨となったフランの勢いが継続するのか注視か

相場レポート

最強通貨となったフランの勢いが継続するのか注視か

最強通貨となったフランの勢いが継続するのか注視か
本日のポイント
  1. 米・新規失業保険申請件数
  2. 欧・ラガルドECB総裁の発言

前日の米国通貨は、米ドルがユーロに対し往って来いとなり、ユーロ米ドルは1.0766-1.0887の間でレンジ推移となった。ユーロ米ドルは4時間足20MAを跨いでの保ち合い相場となっており、方向感を模索する値動きとなっている。一方で、上位足の日足では10MAが下値サポートとなっており上昇トレンドが崩れていないため、本日のECB理事会議事要旨公表にて動きが出るのか注視したい。

欧州通貨は、クロス円が全般的に往って来い相場となる中、スイスフランが下値を固め、下げ止まる展開となった。フラン円は138.615から142.437まで約3.8円上昇したのち、140.397までの反落に留まった。スイスフランは、米ドルに対しても強含む展開となったため、本日の米国時間での値動きに注目したい。

本日は、16:30にスイス・生産者輸入価格、19:30に欧・ラガルドECB総裁の発言、20:00にトルコ・TCMB政策金利と声明発表、21:30に欧・ECB理事会議事要旨公表、22:30に加・卸売売上高、加・住宅価格指数、米・新規失業保険申請件数、米・住宅着工件数、米・フィラデルフィア連銀景況指数、23:00に米・コリンズ:ボストン連銀総裁の発言、24:30に米・週間天然ガス貯蔵量、25:00に米・週間原油在庫、27:15に米・ブレイナード:FRB副議長の発言がある予定だ。最強通貨となったフランの勢いが継続するのか、方向性を慎重に注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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