米FOMC議事録の公表で通貨強弱に変化が生じるのか注視か
2023.01.04
- 米・FOMC議事録公表(12月13~14日分)
- 米・ISM製造業景況指数
前日の米国通貨は、ドルインデックスが1%近く高騰し104.6となったことから、ユーロ米ドルが下落した。ユーロ米ドルは1.0683から1.0519まで160pipsほど下落。約2週間続いていたレンジ相場を下抜けた。テクニカル的には、ユーロ米ドルは日足20MAを下抜ける形となっており、日足RSIが52.2と中立に位置しているため、米国時間のFOMC議事録公表にて変化が生じるのか注視したい。
欧州通貨は、強含んでいたスイスフランが対円で下落した。フラン円は141.684から138.951まで約2.7円下落。日足200SMAを大幅に下抜けた。フラン円は日足ベースで137円台前半にサポートラインが存在するため、137円を下抜ける値動きが生じるのか、注意深く見守りたいところだ。
本日は、16:00に独・輸入物価指数、16:30にスイス・消費者物価指数、16:45に仏・消費者物価指数、17:50に仏・サービス業PMI、17:55に独・サービス業PMI、18:00に欧・サービス業PMI、18:30に英・住宅ローン承認件数、英・消費者信用残高、21:00に米・MBA住宅ローン申請指数、24:00に米・ISM製造業景況指数、米・JOLTS求人、28:00に米・FOMC議事録公表がある予定だ。米FOMC議事録の公表にて通貨強弱に変化が生じるのか、方向性を慎重に見極めたい。
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