円売りとなっているクロス円が再び上昇するのか警戒か

2022.12.27
- 米・ダラス連銀製造業活動指数
- 米・S&P/ケースシラー住宅価格指数
前日の米国通貨は、クリスマス休暇により欧米各国が休場となったことから、ユーロ米ドルがなぎ相場となった。ユーロ米ドルは1.0586から1.0632の間で小動きとなり、時間足200SMA直下で方向感に欠ける展開となった。ただ、本日のアジア時間では小幅ながらに上方向を試しており、4時間足20MAに乗せてきているため、欧州時間で直近高値の1.0735へ到達するのか注目したい。
欧州通貨は、ユーロ円がアジア時間で下落し、140.293まで低下した。しかしながら本日のアジア時間で回復を見せ、現在のユーロ円は141.494付近で推移している。本日はクロス円が全般的に小幅上昇しており、円が売られていることもあるため、米国時間に向けての上昇幅を注視したい。
本日は、アジア時間の14:00に日・住宅着工戸数、日・建設工事受注と、欧州時間の16:00にノルウェー・小売売上高、20:00に仏・失業者数、米国時間の22:30に米・卸売在庫、米・S&P/ケースシラー住宅価格指数、米・住宅価格指数、24:30に米・ダラス連銀製造業活動指数、27:00に米・2年債入札、29:00に韓・韓国銀行製造業業況見通し指数がある予定だ。円売りとなっているクロス円が再び上昇するのか、慎重に注視したい。
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