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上値が重いユーロの下値余地を慎重に注視か

相場レポート

上値が重いユーロの下値余地を慎重に注視か

上値が重いユーロの下値余地を慎重に注視か
本日のポイント
  1. 米・中古住宅販売件数
  2. 米・週間原油在庫

前日の米国通貨は、ドルインデックスが104.1まで低下したことから、ユーロ米ドルが小幅に上昇した。ユーロ米ドルは1.0577から1.0658まで上昇。下値を時間足200SMAにサポートされる形で反発した。しかしながら、4時間足では20MAを中心としたボックス相場が継続しており、方向感に今一つ欠けている。日足ベースでは10MAを下回っていないため、上昇トレンド継続の最中の中段保ち合いとなるのか、慎重に注視したい。

欧州通貨は、昨日発表された独・11月生産者物価指数(PPI)が市場予想のマイナス1.8%を下回りマイナス3.9%となったことから、ユーロが対ポンドで下落した。ユーロポンドは0.8771から0.8714まで下落。4時間足20MAに下値を支えられる形で下げ止まった。テクニカル的には、ユーロポンドは4時間足RSIでダイバージェンスが発生しているため、4時間足20MAを下抜けての下落に警戒したい。

本日は、欧州時間の16:00に独・GFK消費者信頼感調査、20:00に英・CBI流通取引調査、21:00に米・MBA住宅ローン申請指数と、米国時間の22:30に加・消費者物価指数、米・第3四半期経常収支、24:00に米・消費者信頼感指数、米・中古住宅販売件数、24:30に米・週間原油在庫、27:00に米・20年債入札がある予定だ。上値が重いユーロの下値余地を慎重に注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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