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拮抗しているユーロと米ドルのレンジ脱却が見られるのか注視か

相場レポート

拮抗しているユーロと米ドルのレンジ脱却が見られるのか注視か

拮抗しているユーロと米ドルのレンジ脱却が見られるのか注視か
本日のポイント
  1. 米・住宅着工件数
  2. 加・小売売上高

前日の米国通貨は、加ドルが強含む展開となり、加ドル円は99.214から100.456まで上昇した。本日のアジア時間序盤でも上方向を試し、100.750まで上昇していたが、本日の日銀金融政策決定会合にて反落。97.301まで約3.5円下落した。テクニカル的には、加ドル円は月足20MAまでの下落が観測されており、ボリンジャーバンドも⁻3σまで到達しておらず余力があるため、日柄調整後の下落に注意したい。

欧州通貨は、ユーロが対米ドルで拮抗した。ユーロ米ドルは1.0576から1.0657の間でのボックス相場となっており、下値・上値を小幅に切り下げている。4時間足では、ユーロ米ドルは20MAを中心線とし方向性を模索している状態のため、週後半での米ミシガン大消費者信頼感指数発表までは、現状のレンジが続くことを想定しておきたい。

本日は、16:00に南ア・先行指数、独・生産者物価指数、スイス・貿易収支、トルコ・消費者信頼感指数、17:30に香港・消費者物価指数、18:00にフィリピン・鉱工業生産、フィリピン・生産者物価指数、欧・経常収支、21:00にメキシコ・小売売上高、22:30に加・小売売上高、米・住宅着工件数、米・建設許可件数がある予定だ。拮抗しているユーロと米ドルのレンジ脱却が見られるのか、慎重に注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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