FOMC後の下落から回復している米ドルの方向性に注目か

2022.12.19
- 米・NAHB住宅市場指数
- 加・鉱工業生産
先週末の米国通貨は、米ドルが対円・対ユーロで強含んだ。ユーロ米ドルは1.0660から1.0581まで下落。時間足200SMAに下値をサポートされる形で下落が止まった。本日のアジア時間ではユーロ米ドルが反発しており、1.0605付近で推移している。日足ベースでは10MAが下値支持線としているため、日柄調整後に上昇するのか注目したい。
欧州通貨は、対ポンドで上昇していたユーロポンドが、反落した。ユーロポンドは0.8772から0.8703まで約70pips下落。時間足20MAを割り込んでの反落となった。上位足の4時間足では、10MAがサポートとなり反発している。本日のアジア時間では4時間足10MAに沿って反発しているため、欧州時間で反発が継続するのか注視したい。
本日は、欧州時間の18:00に独・IFO景況指数、19:00に欧・労働コスト、欧・ユーロ圏賃金、20:00に英・CBI企業動向調査、イスラエル・製造業生産と、米国時間の22:30に加・鉱工業生産、加・住宅価格指数、加・原料価格指数、24:00に米・NAHB住宅市場指数、25:30に米・6ヶ月ビル入札、翌6:45にNZ・貿易収支がある予定だ。FOMC後の下落から回復している米ドルの方向性に注目したい。
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