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FOMC後の下落から回復している米ドルの方向性に注目か

相場レポート

FOMC後の下落から回復している米ドルの方向性に注目か

FOMC後の下落から回復している米ドルの方向性に注目か
本日のポイント
  1. 米・NAHB住宅市場指数
  2. 加・鉱工業生産

先週末の米国通貨は、米ドルが対円・対ユーロで強含んだ。ユーロ米ドルは1.0660から1.0581まで下落。時間足200SMAに下値をサポートされる形で下落が止まった。本日のアジア時間ではユーロ米ドルが反発しており、1.0605付近で推移している。日足ベースでは10MAが下値支持線としているため、日柄調整後に上昇するのか注目したい。

欧州通貨は、対ポンドで上昇していたユーロポンドが、反落した。ユーロポンドは0.8772から0.8703まで約70pips下落。時間足20MAを割り込んでの反落となった。上位足の4時間足では、10MAがサポートとなり反発している。本日のアジア時間では4時間足10MAに沿って反発しているため、欧州時間で反発が継続するのか注視したい。

本日は、欧州時間の18:00に独・IFO景況指数、19:00に欧・労働コスト、欧・ユーロ圏賃金、20:00に英・CBI企業動向調査、イスラエル・製造業生産と、米国時間の22:30に加・鉱工業生産、加・住宅価格指数、加・原料価格指数、24:00に米・NAHB住宅市場指数、25:30に米・6ヶ月ビル入札、翌6:45にNZ・貿易収支がある予定だ。FOMC後の下落から回復している米ドルの方向性に注目したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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